会社を辞めるとどうなるの?
こんにちは。
今回は会社を辞めるときの話です。
確定拠出年金はいったん加入すると基本的に辞められないしくみです。
基本的にどんな立場になっても「加入し続ける」のです。
脱退一時金をうけとって脱退できるのは、例外的な措置であり、その条件は厳しくなっています。
転職先の会社に企業型がある場合
従来は企業型に加入すれば年金資産を企業型に移換しなければなりませんでしたが、法改正で申出によりiDeCoに資産移換することもできるようになりバリエーションが増えました。
ただ、iDeCoは手数料が自分負担なので、現実的には企業型に資産移換する人が多いでしょう。
加入するしないが選択できる場合は企業型に加入せずiDeCoに加入することを選択することもできます。
法改正により、加入は企業型でも、申出により年金資産をiDeCoで運用することもできるようになりました。
ただ、iDeCoは手数料負担があるので実際には企業型に加入選択したら年金資産も企業型に移換する人が多いでしょう。
企業型を選択した場合は手数料は会社が負担しますが、iDeCoは自分で手数料を負担することになります。
このほか、転職先に企業型DCがあり、規約によりiDeCoも併用可のケースもあります。
その場合には企業型とiDeCoと両方に加入でき、今までのお金も企業型かiDeCoか移換先を選ぶこともできます。
企業型DCがない場合
iDeCoの掛金は最低月額5000円です。
iDeCoは掛金をかけずに保有資産の運用だけする「運用指図者」になることもできます。
すぐに転職しない場合
転職できるかわからないし、転職先に企業型があるかどうかもわからないようであれば、辞めてから6ヶ月以内にiDeCoで手続きしておきましょう。
iDeCoは手数料は自分負担となります。
加入者となって掛金をかけるか、移換金の運用だけをする運用指図者になるかは選択できます。