バランス型投資信託ってなぁに?
こんにちは。
今回はバランス型投資信託についてです。
投資信託の中にはあらかじめ分散投資されているバランス型の投資信託があります。
1つの投資信託の中で株式や債券、外国資産など複数の運用資産をバランスよく組み合わせて運用する投資信託です。
固定タイプ(ライフサイクル型)
短期の金融商品や公社債に多く配分する「安定型」や、株式に多く配分する「積極型」さらに両方をバランスよく組み合わせた「中間型」などがあり、運用期間やライフプランに合わせて選ぶことができます。
たとえば、若いうちは「積極型」を選び、だんだんと「中間型」に、そしてさらに「安定型」に商品変更していくことでリスク許容度にあった分散投資を簡単にすることができます。
ターゲーットイヤー型
固定タイプは自分でだんだんと安定型にかかえていくことになりますが、ターゲットイヤー型はそれさえも自動的に行う投資信託です。
自動的に安定運用にシフトチェンジするミックスタイプです。
たとえばターゲットイヤー2030とあったら、2030は西暦のことです。
2030年をめどに安定運用を目指していくという投資信託です。
自分の60歳になる西暦に近い商品を選べばよいということです。
リバランスが不要
運用もメンテナンスが必要です。
運用におけるメンテナンスがリバランスです。
バランス型のメリットはリバランスがいらないことです。
運用していると毎日値動きがあるためだんだんと目標としている組み入れ比率がずれてしまいます。
たとえば100万円を持っていて株式と債券を50%ずつで保有しようと方針立てたとします。
現在は株式が50万、債券が50万円です。
もしも株式が2倍になったら、株式が100万円、債券が50万円で資産は150万円になりましたが、
株式の比率は100万円/150万円=67%になってしまいました。
債券の比率は50万円/150万円=33%になってしまいました。
このように値動きによって配分比率は変わってしまいます。
資産配分がずれるということは運用方針がコロコロ変わってしまうことになります。
増えてしまった資産を減らして、減ってしまった資産を増やすことがリバランスです。
バランス型はリバランス機能も付いている投資信託です。
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