投資信託が上がったらどうしたらいいの？
こんにちは。
今回は投資信託が上がったときの話です。
投資信託の価格が上がって、資産が増えると嬉しいものです。
あわてて利益確定？
増えている投資信託を定期預金にスイッチングすると利益確定になります。
ただ、その後は投資信託に預けたままということになり、あまり増えない方法です。
ある資産が増えてきたらリバランスの必要性をチェックしてみましょう。
リバランスのチェック
ある資産が増えて資産全体のシェアが大きくなるということは別の資産のシェアが小さくなるということです。
たとえば株式と債券を50％：50％の資産配分にしたいと思っていたとします。
資産が100万円なら株式50万円と債券50万が自分の資産配分（運用方針）です。
でも株式が2倍に増えると、資産は株式が100万円、債券が50万円に。
資産残高は150万円になったけど、株式が67％、債券が33％になってしまいました。
これでは自分の資産配分（運用方針）とはあわないですね。
株式の比率が多くなり、自分が想定していたより積極運用の方針になっています。
株式100万円のうち50万円を定期預金にすると、株式50万円、定期預金50万円、債券50万円となります。
全体の比率は株式33％、定期預金33％、債券33％となります。
これでは株式の比率が少なくなり、自分が想定していたより安定運用の方針になっています。
株式が67％になって、債券が33％になってしまっているのですから、株式の17％分を債券に替えればまた、株式と債券が50％：50％になります。
リバランスは頻繁にやらなくて大丈夫です。
定期的にチェックして、一般的には５％くらいずれたらリバランスを実行と言われています。
受給が近づいてきた人は利益確定も
受給が近づいてきた人は大きく価格が下がって資産が減ってしまうと、老後資金に影響がでてしまいます。
利益がでているときに、利益がでている商品から定期預金にスイッチングして利益確定も必要です。
