利率保証保険ってなあに?
こんにちは。
今回は利率保証保険についてです。
生命保険会社の商品ですが、保険機能はありません。
一定期間の利率が保障され、満期まで保有していれば元本は確保される商品です。
解約控除に注意
定期預金と違うところが中途解約の取り扱いです。
スイッチングで満期前に商品を変更する場合には解約控除によって元本割れすることもあります。
いっぽう定期預金をスイッチングにて変更するときは中途解約利率になりますが元本割れはしません。
スイッチングするときに「〇年〇月に積立てをスタートした分をスイッチング」というように個別指定することもできます。
満期前の1ヶ月は解約控除がかからない時期があるので、個別指定するのも一つですね。
解約控除がかからない時期についてはよく確認しましょう。
セーフティネット
万一、利用している生命保険会社が破綻したら、生命保険契約者保護機能により、責任準備金の90%の保護となります。
責任準備金の90%とはだいたい残高の90%というイメージです。
全額保護されるわけではありません。
受け取り方法のバリエーション
確定拠出年金は全部受取終わるまで運用は続きます。
運用しながら受け取っていくわけですが、利率保証保険は〇年で年額いくらで受け取るということを確定して受け取る確定年金受取が選択できます。
さらに年金原資をもとに一生にわたって受け取る終身年金受取もできます。
もちろん一時金受取もできます。
インフレリスク
利率保証保険はリスク小さいですが大きく増えるタイプの商品ではありません。
最近の金利状況下で低金利状態が続いています。
利率よりも、物価上昇率のほうが高ければ、お金の準備ができていないことになります。
長期的に運用する場合にはインフレ(物価上昇)によって、お金の準備不足が増えていくことも一つのリスクです。
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