小規模企業共済には貸付制度がある

こんにちは。 今回は小規模企業共済の貸付制度についてです。

社長
小規模企業共済って貸付が受けられるんだよね?

DC先生
はい、小規模企業共済に加入している人が受けられる制度です
社長
貸付って種類がいろいろあるの?

DC先生
資金用途によっていろいろあるんです

貸付のいろいろな種類

社長
事業資金が必要なときってあるよね

DC先生
事業資金なら一般貸付があります
事業資金を借入れできる制度が一般貸付です。 金利は1.5%となっています。
社長
世の中の状況に左右されちゃうから困るよね~

DC先生
そういう場合には緊急経営安定貸付けがあります
経済環境の変化等により一時的に資金繰りが困難なときには緊急経営安定貸付で一般貸付より低利で借入れできます。
社長
日常生活のための資金貸付なんてないよね?

DC先生
住宅改修や福祉機器購入資金の貸付ならありますよ
社長
え?そんなのあるの?

DC先生
福祉対応貸付けというのががあります
福祉対応貸付は契約者や同居親族の住宅改造資金、福祉機器購入等の資金などを一般貸付より低金利で借入れできます。

社長
へ~、介護の時とかお金かかるしね

DC先生
入院したときの事業資金貸付もありますよ

病気やケガで入院をしたり、災害救助法の適用された災害や火災、落雷、台風、暴風雨等により被害を受けた場合に事業資金を一般貸付より低金利で借入れできる制度が傷病災害時貸付です。

社長
災害のときにも借りられるって安心だね

DC先生
はい、あと新規事業のための貸付もあります

 

新規事業展開等貸付は、契約者の事業多角化に要する資金や、契約者の後継者が新規開業あるいは事業多角化に要する資金を低金利で借入れできます。

社長
これは後継者でもいいんだ

DC先生
そうなんです
社長
後継者が新規事業展開するための貸付なんだね

DC先生
はい、事業承継にはまた別の貸付があるんです

事業承継貸付は事業承継(事業用資産または株式等の取得)に要する資金を低金利で借入れできます。

社長
事業承継は大きな課題だよね~

DC先生
廃業の場合でもいろいろ大変ですよね
社長
廃業するにもお金がかかるもんね

DC先生
処分や清算にかかる費用の貸付もうけられます
廃業準備貸付は個人事業の廃止や会社の解散のための設備の処分費用、事業債務の清算等、廃業の準備に要する資金を一般貸付より低金利で借入れできる制度です。

借入額は掛金の一定範囲まで

金利は低利

社長
いくらまで借りられるの?

DC先生
あくまで掛金累計額までなんです

借入額があくまで掛金累計額の一定範囲内までです。

掛金納付月数により、掛金累計額のの7~9割が借りられる金額です。

社長
これは自分で積み立てた金額を引き出すのと違うの?
DC先生
借りるということになるんです

共済というしくみなので、自分の積立額を引き出すわけではありません。

そのため、借りるということになり、利息が発生します。

社長
ふーん、でもいざというときに安心だね

DC先生
事業をしていると貸付制度があると安心ですね

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