掛金が厳しいとき
こんにちは。今回はiDeCoで掛金納付が厳しいときの話です。
加入者
しまった!
DC先生
どうしました?
加入者
掛金が口座から落ちてなかった!コロナで収入が激減して厳しくて・・・
DC先生
今、そういう人が増えていますね
加入者
来月2回分落ちるんですか?
DC先生
iDeCoは2回分落ちたりしないんですよ
掛金納付がなかったことになる
加入者
どうなるんですか?
DC先生
その月は払わなかったことになるんです
加入者
余裕ができたら後から払うことはできますか?
DC先生
追納はできないんです
預金口座の残高不足などの理由で掛金が引落されなかった場合、その月の掛金は追納できません。
加入者
そうすると・・・所得控除できる金額が減るのかな?
DC先生
はい、控除額は少なくなりますね
1年間の掛金額は全額が年末調整や確定申告で、小規模企業共済等掛金控除の対象です。
掛金を納付できなかった月があると、その月分、少ない金額が控除額になります。
運用指図者という方法がある
加入者
iDeCoってやめられないんですよね
DC先生
はい、厳しければ運用指図者になるという方法はありますよ
掛金を払うことが難しくなった場合は運用指図者になることで一時的に掛金拠出を停止することができます。
加入者
運用指図者?
DC先生
掛金を拠出せずに保有資産の運用だけをする状況です
加入者
余裕ができたらまた掛金を掛けられますか?
DC先生
加入者になることができますよ
運用指図者になった後でも、加入者になって掛金を掛けることができます。
年金保険料を免除されたら注意
加入者
コロナで厳しいから国民年金保険料のほうは免除してもらおうかな
DC先生
そうするとiDeCoの掛金をかけることはできなくなります
国民年金保険料を全額免除あるいは一部免除、猶予されている第1号被保険者の人はiDeCoの掛金をかけることはできなくなります。
加入者
なかなか厳しいな~
コメントはまだありません