コロナショックの対応
こんにちは。
今回はコロナショックへの対応です。
加入者
うわ、うわ~!!
DC先生
どうしました?
加入者
株価が下がったってニュースを見たから、運用状況を見てみたらマイナス!!
DC先生
新型コロナの影響で市場が急落してますからね
加入者
どうしたらいいですか?
DC先生
あわてないことです
実際に損は出ていない
加入者
だって損してるのにあわないでいられません・・・
DC先生
それは評価損なんですよ、リアル損ではないのです
加入者
評価損?
DC先生
はい、損が確定してるわけではないのです
評価損益がマイナスになっている場合、それは「今売却したらこれだけの損になりますよ」ということです。
実際に売却していないので損失が確定したわけではないのです。
ほうっておいて価格が上昇したら、今度はプラスに戻ることもあります。
加入者
じゃあリアル損はどういうことですか?
DC先生
評価損が出ているときに売却したらリアル損になります
下がっている商品をあわてて「預け替え(スイッチング)」して定期預金などに避難すると損失がリアルに確定してしまいます。
下げ局面でも継続
加入者
じゃあ下がった商品を売却しなきゃいいのかな
DC先生
はい、そのまま続けることです
加入者
このままでいいのかって不安になります
DC先生
積立投資は下がったときこそチャンスなんです
毎月一定の掛金で買い続ける積立投資では、価格が高い時には投資信託を買う「量」が少なくなり、価格が低い時は投資信託を買う「量」が多くなります。
下がったときこそ「量」を増やせるチャンス」なのです。
リバランス
DC先生
資産全体の中の株の比率は下がってませんか?
加入者
はい、下がってしまいました
DC先生
どれくらい下がってますか?
加入者
株式が25%だったのに今は20%くらいの比率になってしまいました
DC先生
じゃあ株式を5%分増やしましょう
加入者
え?大きく値下がりしている株式を増やすんですか?
DC先生
はい、バランスを当初に戻すんです
市場が大きく下落したときは資産全体に占める株式の比率が少なくなってしまっています。
下落したときこそ、当初の方針を変えず、そのまま継続していくことが大事です。
これをリバランスといいます。
加入者
値下がりしている株式を減らすのではなく?
DC先生
はい、下がっているものを買うのです
リバランスは資産の中のシェアが当初より増えてしまったものを減らして、シェアが当初より減ってしまったものを増やして、当初のバランスに戻すことです。
投資の基本である「安いときに買って高いときに売る」をすることにつながります。
加入者
いそいで投資信託を定期預金に替えなきゃって思ってました
DC先生
それは一番やってほしくないですね~
加入者
なるほど、なんか気持ちが落ち着いてきた
DC先生
続けることがポイントですよ
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