マッチング拠出の注意点

こんにちは。
今回はマッチング拠出の注意点についてです。
企業型DCが導入されている会社の中で、マッチング拠出まで導入されている会社もあるでしょう。
マッチング拠出は、会社が毎月拠出する掛金(事業主掛金)に個人が任意に上乗せができる制度です。
確定拠出年金なので税金のメリットを使いながら老後資金が準備できます。
掛金は全額所得控除になり、運用益が非課税となります。
途中で引き出せない
確定拠出年金は確実に老後資金をつくるしくみなので、途中で引き出しができません。
いくら税金面で有利とはいえ、マッチング拠出をしたためにお金がなくて借金をした、ではメリットを活かしきれません。
たとえば「運用益が非課税だから得だ」と毎月1万円を積み立て、1%で増やせたとします。
このお金は引き出せないお金です。
いっぽうで車の買い替えの積立をしていなかったためにローンを組み、2万円を2%の利息で返済していたらどうでしょう?
実際のお金は増えていないですね。
マッチング拠出は掛金の減額や増額ができます。
また掛金を0円にしたり、0円にしていたのを掛金再開することもできます。
ライフプランにかかるお金に優先順位をつけて効果的に準備しましょう。
上限額がある
マッチング拠出には掛金額の上限額に2つのルールがあります。
1つめのルールは事業主掛金を超えられないこと。
事業主掛金が3,000円ならマッチング拠出ができるのは3,000円までです。
2つめのルールは事業主掛金とマッチング拠出の掛金を合計して法定上限を超えられないことです。
法定上限は企業年金の有無によって決まります。
企業年金がある会社は合計して27,500円まで、企業年金のない会社は合計して55,000円までとなります。
たとえば3,000円を積み立てると、所得控除できるのは年額で3万6,000円です。
税率20%の人を例に概算すると、これにより税金を安くできるのは7,200円です。
これは自分の手元のお金になります。
この3万6,000円を住宅ローンの繰り上げ返済に充てたらどうなるでしょう?
2,000万円の借入金を1.5%で35年返済している人が、10年めで3万6,000円円を繰り上げ返済すると、
約1万5,000円もの利息軽減効果となります。
マッチング拠出は税金のメリットがある老後資金づくりの制度だということは間違いないです。
ただ、人によって効果の高い使い方を優先するのがいいですね。
前述のように、マッチング拠出は掛金額の変更や掛金の停止ができます。
ライフプランにあわせて活用してみてください。
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