利率保証保険ってなあに?

こんにちは。

今回は利率保証保険についてです。

加入者
保険なんですか?

DC先生
基本的に保険機能はなく、定期預金に近い商品です

生命保険会社の商品ですが、保険機能はありません。

一定期間の利率が保障され、満期まで保有していれば元本は確保される商品です。

 

解約控除に注意

加入者
定期預金との違いは?

DC先生
商品を変更したときのペナルティですね

定期預金と違うところが中途解約の取り扱いです。

スイッチングで満期前に商品を変更する場合には解約控除によって元本割れすることもあります。

いっぽう定期預金をスイッチングにて変更するときは中途解約利率になりますが元本割れはしません。

 

加入者
スイッチングするときに注意なんですね

DC先生
スイッチング前にWEBで確認できます

スイッチングするときに「〇年〇月に積立てをスタートした分をスイッチング」というように個別指定することもできます。

満期前の1ヶ月は解約控除がかからない時期があるので、個別指定するのも一つですね。

解約控除がかからない時期についてはよく確認しましょう。

 

セーフティネット

加入者
そのほかになにかありますか?

DC先生
保険会社が破綻したときに扱いに注意が必要です

 

万一、利用している生命保険会社が破綻したら、生命保険契約者保護機能により、責任準備金の90%の保護となります。

責任準備金の90%とはだいたい残高の90%というイメージです。

全額保護されるわけではありません

 

受け取り方法のバリエーション

加入者
なんか注意点ばかりですね

DC先生
受け取りのバリエーションが増えるメリットがありますよ

 

確定拠出年金は全部受取終わるまで運用は続きます。

運用しながら受け取っていくわけですが、利率保証保険は〇年で年額いくらで受け取るということを確定して受け取る確定年金受取が選択できます。

さらに年金原資をもとに一生にわたって受け取る終身年金受取もできます。

もちろん一時金受取もできます。

 

インフレリスク

加入者
安全資産としてはいいわけですね

DC先生
長期で運用するときにはインフレに負けないようにしなければなりません

利率保証保険はリスク小さいですが大きく増えるタイプの商品ではありません。

最近の金利状況下で低金利状態が続いています。

下がり続ける金利のイラスト

利率よりも、物価上昇率のほうが高ければ、お金の準備ができていないことになります。

長期的に運用する場合にはインフレ(物価上昇)によって、お金の準備不足が増えていくことも一つのリスクです。

 

DC先生
一般的には定期預金より金利が高いのですが、最近では低金利が続いています

 

※感想をお寄せください。

感想をいただいた人に「確定拠出年金は受取方法が大事!受け取り時のポイント(PDF)」をお届けします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です