見直し(リアロケーション)するの?

 

こんにちは。

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運用ってほったらかしじゃダメなのですか?

DC先生
年齢の経過とともに見直しが必要なんです

今回は運用のメンテナンスのひとつ=リアロケーションについてです。

 

メンテナンスをしている人のイラスト(棒人間)

リバランス、リアロケーション

 

運用の見直し方法には2つあります。

リバランスとリアロケーションです。

リバランスとは市場の変動により資産配分が自分の方針とずれたときに行うもの。

リアロケーションとは運用方針の見直しにより資産配分を変えること。

どちらも運用におけるメンテナンスのことです。

 

60歳に近づいてきたら安定的に

 

50歳代になったら、大きく増やすよりも、積み立てた資産を守ることを考えていきましょう。

受給年齢が近づいてくるとだんだんと価格変動に対する耐性が低くなると考えられます。

60歳に向けてだんだんと価格変動の小さい元本確保型の商品の比率を増やすよう見直ししていくとよいでしょう。

投資信託の利益がでているときに、利益が出ている商品から売却して価格変動のない元本確保型商品に変更すると利益を確定させることになります。

 

受給後も運用は続く

 

確定拠出年金は受給を始めたあとも、受給が終了するまで運用が続きます。

受給中に大きく市場が下落して、資産が減ってしまわないように、受給するときには下落による影響のないようにしておく必要があります。
確定拠出年金は商品変更が自由にできます。

商品変更の手続きには、「配分変更」と「スイッチング」の2つの方法があります。

50歳代になったら2つの手続きを行っていくといいでしょう。

 

配分変更

配分変更とは次回の掛金で購入する商品の種類や配分割合を変更することです。

だんだんと元本確保型商品の購入比率を高めていくことができます。

配分変更に手数料はかかりません。

配分変更を行っても、これまで積み立ててきた資産の割合は変更されません。

保有商品の割合も変更するときは、スイッチングも同時に行う必要があります。

 

スイッチング

 スイッチングは、これまでに積み立ててきた資産の中の構成割合を変更することです。

投資信託を全部あるいは一部売却して元本確保型商品を購入する、といった手続きができます。

スイッチング自体には手数料がかかりませんが、スイッチングは売却・購入それぞれ反映されるまでに数日かかります。

スイッチングはそのときの時価で売却することになるので、何回かにわけで価格変動リスクを抑えるとよいでしょう。

 

 

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