退職金移行のケースのDC掛金設計

こんにちは。

今回は企業型確定拠出年金の掛金についてです。

社長
現在の退職金制度を見直したいんだよね
DC先生
確定拠出年金にしたいんですね
社長
どう設計したらいいのかなと思って
DC先生
では掛金について考えてみましょう

モデルとなる金額を決める

社長
どう考えたらいいのかな

DC先生
まずモデルとなる受取額を決めてみましょう
社長
そこから逆算して掛金を決めるのか

DC先生
そうですね

設計するときに、まず定年時の目標金額を決めます。

想定利回り

社長
それで勤続年数で考えていけばいいのか

DC先生
期待できる利回りを割り引くケースもあります

掛金を将来運用する利回り分を割り引いて掛金を設計するケースもあります。

この予想利回りのことを「想定利率」といいます。

社長
想定利回りが高いとどうなるのかな?

DC先生
掛金が少なくなりますが加入者が高いリターンを出さないとモデル額になりません
社長
じゃあ低いと逆になるのか

DC先生
加入者のリターンが低くてすみますが掛金が安くはなくなります

給付カーブを出したいとき

社長
長く勤めてくれる人に手厚くできるのかな?

DC先生
そういうこともできますよ

一般的に退職金制度は長期勤続者への給付額に厚みを持たせる年功的な給付設計が多くなっています。

社長
どうやるの?

DC先生
掛金に掛け目をかけて調整するんです

掛金に勤続年数に応じた調整率を乗じて支給額を決めることもできます。

社長
たとえば?

DC先生
3年未満は掛金に0.3、10年以上は1.0を掛けるというようにです
社長
いろいろ設計できるんだね

DC先生
労使で話し合いながら決めていけますよ

掛金については、労使双方で十分に検討することが必要です。

 

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